日本酒の種類

日本酒の「純米酒」。違いがわかる3つの事。

純米酒イラスト

こんにちは、みさとにしきです。

日本酒って種類が多すぎてよくわからな~い
とか、

日本酒の説明聞いてもすぐ忘れちゃう(笑)
とか、

そもそも純米酒ってなに?純米吟醸ってなに?純米大吟醸ってなに?なにがちがうの?
とか、

日本酒=難しい と思われている方が多いように感じますが、皆さんはどうでしょうか?

今回は「純米酒」に焦点を当てて、わかりやすく説明しようと思います。

純米の名前が付く「純米吟醸」「純米大吟醸」についても詳しく説明します。

最後まで読んで頂けると、純米酒を知るうえで覚えて損はない3つの事が分かります。

純米酒とは?

純米酒米、米麹、水だけで造られた日本酒です。

お米の旨味や味の深さをストレートに味わうことができます。

冷・常温・燗など、幅広い温度帯で楽しめるのも純米酒。
特に、常温やぬる燗ではお米の旨味が良く感じられます。

15~20度の「涼冷え(すずびえ)」
10~15度の「花冷え(はなびえ)」
30~35度の「日向燗(ひなたかん)」
35~40度の「人肌燗(ひとはだかん)」
40~45度の「ぬる燗」
45~50度の「上燗(じょうかん)」

様々な温度帯によって変わる味を楽しむことができるのも、純米酒の魅力のひとつです。

箸置きお銚子

純米酒の再起。

本来日本酒はすべて、純粋に、お水とお米と米麹だけで造られる純米酒でした。

ところが戦後、米不足になってしまい日本酒が思うように造られない時代がありました。

そんな時、日本酒を3倍に薄めてたくさんの添加物を加え、かさ増しした「三増酒」と呼ばれるお酒がたくさん造られたそうです。

いつしか人々はその「三増酒」を日本酒と呼ぶようになり、日本酒を飲むと悪酔いする、日本酒を飲むと二日酔いがひどい、などの悪評があちらこちらで生まれ、日本酒のイメージをどん底に追いやってしまったのです。

戦後の貧しい時代でも、お酒を楽しみたかった方たちがたくさんいらっしゃったのでしょうね。
なので、仕方ないのかもしれません・・・。

けど、昔の化学調味料のようなもので味付けしたお酒・・・
今では想像がつきません。

ウチの店(寿司屋)の常連さんに、日本酒が大好きな手作りのお豆腐屋さんのおじいちゃんがいるんですけど、「今の日本酒はほんとうに旨い!あの頃の日本酒とは比べもんにならん!けど、あの頃はあんな酒でもありがたいと思いながら飲んだもんよ・・・」としみじみ語っていたことがありました。

80歳過ぎくらいのおじいちゃんなのですが、いまだ現役でお店に出て朝早くからお豆腐作りをしています。
とっても美味しいお豆腐なので、早朝からお客さんが並ぶお店です。
厚揚げもおいしいです。

豆腐屋

職業柄から腰が曲がってしまっているのですが、とてもお元気でいつもカウンターの一番端の席に座って、ニコニコしながらお寿司をたくさん食べてくれるんです。
そして必ず「純米酒ちょうだい!」って、1人で4合瓶1本空けるんですよ!!(数年前は1升飲むこともありました。)

ちなみにそのおじいちゃんが大好きな日本酒の銘柄は、山口県の「貴」の純米酒です。

話が脱線してしまいましたが、日本の文化である日本酒を「三増酒」から再起させるべく、日本中の杜氏や蔵人たちが血のにじむような情熱と努力で、純粋な日本酒「純米酒」を造り続けてくださいました。

お豆腐屋のおじいちゃんが言う通り、昔の日本酒(三増酒)とは比べ物にならないくらい美味しい、お水とお米(と米麹)だけの純粋な日本酒「純米酒」。

今の日本酒は素晴らしく美味しい日本の宝となりました。

純米酒、純米吟醸酒、純米大吟醸酒の違い。

何度も言いますが「純米酒」とは、純粋に米と米麹、水だけを使ったものをいいます。

さらに、精米歩合が60%以下の純米酒で「吟醸造り」で造られたものを「純米吟醸酒」
精米歩合が50%以下の純米酒で「吟醸造り」で造られたものは「純米大吟醸」と呼びます。

「純米酒」と「純米吟醸・純米大吟醸」の大きな違いは、純米吟醸酒と純米大吟醸酒は「吟醸造り」と呼ばれる製法で造られます。
半分以上削った米を、10度前後の低温で長時間かけて発酵させる製法です。

低温で発酵させることによって、フルーツのような特有の「吟醸香」をもつように醸造します。

日本酒の種類「吟醸酒」ってどんなお酒?例えると、芸能人の〇〇さんのようなお酒です。

純米吟醸酒吟醸酒は、原料に違いがあります。


純米吟醸酒米と米麹、水だけを原料とし、「吟醸造り」をします。
米本来の旨味やコク、「吟醸香」が楽しめます。

対して吟醸酒は、製造過程で【醸造アルコール】を添加します。
醸造アルコールを加えることで、飲み口がすっきりとし、雑味が抑えられ味や香りが引き立ちます。

さらりと淡麗な日本酒が好きなら吟醸酒お米の旨味を味わうなら純米吟醸酒と、好みに合わせて選びましょう。

純米吟醸酒を口に含むと、お米の旨味とほんのりとした甘味が広がります。日本酒を普段あまり飲まない人でも飲みやすい、バランスの良さが特徴です。

純米吟醸酒はいろいろな料理に合わせやすく、食中酒にもぴったり。
和食はもちろん、洋食や中華、イタリアンに合わせても楽しめます。

日本酒は醸造方法や精米歩合によって呼び方が変わります。

「純米」が付くものは純粋に水と米(米麹)だけで造られたもの。
(例 純米酒・純米吟醸酒・純米大吟醸酒)

「純米」が付かないものは醸造アルコールを添加
(例 本醸造酒・吟醸酒・大吟醸)

「吟醸」が付くものは香りが良いもの。
(例 吟醸酒・純米吟醸酒・大吟醸・純米大吟醸)

この3つを覚えておくだけで、どこかで役に立つかもしれません。

以上「純米酒」のお話でした。

少しでも「純米酒」のことがお分かりいただけたら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。