
こんにちは、みさとにしきです。
最近ひょんなことから、サバ専用の日本酒があるということを知りました。
もう、興味しかなくて、早速調べてみたら本当にラベルに「サバ専用」って書いてある!!
すぐにお取り寄せしちゃいましたよ。
なぜサバ専用なのか、どこで製造されているのか、どんな味なのか、どこで購入できるのかなど、サバ専用の日本酒「SABA de SHU」を詳しく解説しようと思います。
でね、鮭専用の日本酒っていうのも見つけちゃったの!
最後の方でスモークサーモンとのペアリングも画像付きでご紹介します。
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もくじ
SABA de SHUは、茨城県水戸市の吉久保酒造で造られています。

「SABA de SHU」は茨城県水戸市で1790年から酒造りを始めた、吉久保酒造という歴史ある蔵で造られています。
2012年ロンドン酒チャレンジにて、金・銀・銅賞すべてに入選するなど実力派の蔵です。
吉久保酒造がある茨城県は、鯖の水揚げ高143,403トン(2017年)、25.7%のシェアを誇る日本一の鯖王国って、知ってました?
お恥ずかしながら、私は知らなったんです・・・。
「SABA de SHU」が誕生したきっかけは、2017年千葉県銚子市で開催された「鯖サミット」。
そのサミットで、吉久保酒造が造る「一品」という銘柄の日本酒に浸したサバを干して焼き、それと共に同じ日本酒を飲んでいただいたところ大好評に。
茨城県のPRも兼ねて、なんとかサバを美味しく食べるための日本酒を作れないかと考えて開発に至ったそうです。
社長自らが試食と試飲を繰り返し繰り返し、生まれたのが「SABA de SHU」なんだとか。
そんな茨城県が誇るサバを、より美味しく食べていただけるようにサバの旨味を引き立てつつ、サバの脂を流す味わいに仕上がるよう5種類の日本酒を絶妙にブレンドしました。
しめサバ、焼きサバ、サバの味噌煮など、様々なサバ料理とともに楽しむことができる日本酒です。
SABA de SHUのラベルはひと目でサバだとわかる。
最近の日本酒のネーミングやラベルには、ユニークなものや斬新なものなどたくさんの種類があります。
英語で書かれていたり、裏文字や逆さ文字になっているもの、手書きで書いた文字を使用したり高級和紙を使ったり・・・
このSABA de SHUのネーミングもインパクト大!ですよね。
「SABA de SHU」
「サバデシュ」
「さばでしゅ」(BY いくらちゃん)
・・・スルーしてください(恥)
ラベルにはサバの姿が丸ごとドーン!と描かれていて、遠くから見ても一目でサバだということがわかります。

SABA de SHUのラベルですが、なんと、サバ(38)にちなんで380本に1本の割合で「金サバラベル」があるとのこと!
通常サバは青と銀で独特の模様がありますが、極まれに金色に光るサバがいるそうで、その金色のサバは縁起物として市場には流通しないんですって。
で、以下の画像が私の元に届いたSABA de SHU 。

はい、限定の「金ラベル」!!!
私って、ほんっとに持ってるわ~、ついてるわ~、ありがとう~。
SABA de SHUを実際に飲んでみた感想。
どんな味がするんだろう(ワクワク)
サバの味がするのかな(そんなわけない)
サバの味に合わせて、ってことかな(そうです)
さてさて、栓を開けて注ぎます。
色 無色透明。
香り 穀物由来の香り、吟醸香無し。
味 口に含むと酸味が前面に出る。
アルコールによる刺激が辛味に感じる。
味わいは淡麗でスッキリ。
余韻 短め

サバの脂を洗い流すような強い酸を想像していましたが、思ったほど酸は強くないです。
それから、辛く感じる(アルコールによる)刺激があります。
脂を洗い流すというより一緒に味わう、サバに寄り添う、そんな感じです。
もっと味わいがどっしりと強くて、キリッとした酸が立つような味わいを想像していました。
サバを食べた後で飲んで流すよりも、サバとお酒を口の中に一緒に含みながら味わうと、サバ本来の旨味が引き立つと思います。
私、サバアレルギーのため、食べながらレポートできないのが非常に残念です。
お酒の味は思っていたよりもスッキリタイプなので、サバに限らず他の魚介類などにも合うと思います。
低い温度帯で飲むのがおススメですが、燗にすると違う味わいが出てきそう。
次回試してみます。
SABA de SHUの取扱店。
SABA de SHUのお取扱店一部のご紹介です。
こだわりの酒屋遊銘館
![]() | 一品 (いっぴん) 鯖専用日本酒 SABA de SHU サバデシュ 1800ml 【吉久保酒造】【茨城県】【さば専用】【日本酒】 |

銘酒本舗 IMANAKA SAKESHOP
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地酒屋 金澤留造酒店 楽天市場店
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安井茂一郎商店
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矢島酒店 楽天市場店
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お取扱店は上記の店舗以外にもまだたくさんありますので、ご自身の条件に合った店舗(贈答用、送料無料、ポイントなど・・・)をご利用ください。
Salmon de SHUもあった?!
今回、SABA de SHUをいろいろ調べていたら、な・な・なんと!
鮭専用の日本酒もあるではないですか!!
ビックリ!
その名も「Salmon de SHU」!
サーモンデシュ
さーもんでしゅ(BY いくらちゃん)
・・・スルーしてください(恥)

こちらは「鮭専用の日本酒」と書いています。
SABA de SHUと一緒に取り寄せたので、こちらもさっそく飲んでみることにしました。
色 クリアでやや黄金色
香り 穀物由来の香り弱く、ミネラル感
味 透明感があり、程よい酸味。
余韻 酸の短い余韻
SABA de SHUと比べると、まず色が違います。
クリアな黄金色が質の良い純米酒を物語っています。

左がSABA de SHU 右がSalmon de SHU

味わいは淡麗でシンプルです。
程よい酸味があり、このお酒も食材の味を洗い流すというより、食材の引き立て役ですね。
お酒自体の主張性はあまりないけど、食べる食材の良さを最大限に活かします。
舞台・ドラマ・映画の名わき役、例えば「阿部サダヲさん」のようなお酒ですね。
(私の勝手なイメージです、あしからず)
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Salmon de SHUとスモークサーモンを合わせてみました。
サバはアレルギーで食べられないのですが、鮭やサーモンは大好き!
今回はSalmon de SHUと合わせるために、スモークサーモンを用意しました。

合わせたスモークサーモンは5種類!贅沢です~。
画像向かって一番左側が、ニュージーランド産のキングサーモン。
綺麗なオレンジ色で脂の乗りがダントツ!柔らかい身と程よいスモーク感。
とろけるような食感です。

画像左から2番目は、ノルウェー産アトランティックサーモン。
綺麗なオレンジ色で少しピンクがかっています。
脂乗りは控えめで、身がしっかりしてます。
あっさりしているので何枚でも食べられそう。

画像の真ん中が、ノルウェー産フィヨルドサーモン。
綺麗なオレンジ色、脂乗りが良く身が柔らかい。
スモーク感が少なくサーモンのお刺身を食べているかのようです。
サーモンの味わいが明確。

画像の右から2番目、カナダ産の紅鮭。
美しいほどの紅色は5種類の中でダントツ鮮やか!
脂乗りはほどほどで、身に弾力があり食べ応えがあります。

画像一番右側が、北海道産天然鮭。
淡いオレンジ色で脂乗りは控えめ。
身がギュッとしまっていて、歯切れが良い。
口の中でほろほろと崩れます。

それぞれを、Salmon de SHUと合わせてみました。
5種類とも特徴が違いますが、脂乗りが良いニュージーランド産のキングサーモンと、ノルウェー産フィヨルドサーモンとの相性が良かったです。
単体で食べるよりSalmon de SHUを飲みながら一緒に食べた方が、サーモンの味がボリュームアップします。
個人的にはノルウェー産アトランティックサーモンが一番好きでした。
脂があっさりしているのと、身の締まりの良さがお気に入りです。
下の画像はノルウェー産アトランティックサーモンにオリーブオイルをかけたものです。
そのままでも美味しいスモークサーモンが、オリーブオイルをかけただけで立派な一品料理に変身しました!
お酒が進みます。
このお酒はやはり、脂乗りが良い食材と合わせるのが最適なようです。

カナダ産の紅鮭と北海道産天然鮭は、質の良い鮭そのものです。
ひとくちで食べるのがもったいなくて、ちびちびたべましたがそれでも鮭自体の味が濃厚でした。
今回Salmon de SHUにあわせたスモークサーモンはこちらの商品です。
1種類に4~5枚づつ入っていました。
かけたオリーブオイルはこちら、瓶がおしゃれです。
「SABA de SHU」を調べているうちに、「Salmon de SHU」にも出会えた幸せ。
新しい日本酒に出会えると、どこのお酒だろう?どんな味わいなんだろう?どんな料理と合わせよう?と、気持ちがワクワクします。
「SABA de SHU」、「Salmon de SHU」、は単体で飲むよりも、食材と合わせながら飲んだ方が楽しめると思いました。
特に、脂の乗った魚との相性は抜群です。
共に味わいは意外と淡麗で、サバやサーモンだけではなく色々な食材との相性もよさそうです。
吉久保酒造さん、次回は「Iwashi de SHU」「Nishinn de SHU」「Kanpachi de SHU」、どうでしょうか(笑)