日本酒と神様

お酒の神様がいる佐香神社に行ったらラッキーが!

まだコロナがあまり騒がれていなかった2020年1月、島根県出雲市にある佐香神社に参拝に行った時のお話です。

佐香神社への行き方もわかるように説明していますので、参考になれば嬉しいです。

出雲市と言えば「出雲大社」がとても有名ですが、私のお目当てはそこではなくお酒の神様をお祀りしている「佐香神社」。

なぜ「佐香神社」を選んだかというと、十数年前に取得した「利き酒師」の認定書に「佐香神社」「久斯之神」(くすのかみ)という酒造りの神様の名が記されていたことがきっかけです。

利き酒師認定証

一度はちゃんとご挨拶をしたい、と思いながら十数年も経ってしまいました。

佐香の河内に百八十神(ももやそのかみ)たちがお集まりになって、御厨(みくりや)をお建てになり、酒を醸造させなさった。そして一百八十日に渡って酒盛りをして解散なさった。だから、佐香という。
参照:出雲国風土記現代語訳

佐香神社出雲縁結び空港

出雲縁結び空港に降り立ち、バスで出雲市駅へ。

佐香神社バス

出雲市駅から一畑電車北松江線に乗り替えです。

佐香神社出雲市駅

一畑口駅行きは、1時間に1本あるかないか。

帰りの電車の時間もチェックして、現地での滞在時間を計算すると1時間弱です。

佐香神社行き電車

佐香神社切符

佐香神社一畑口駅

無人駅らしく、切符は(郵便受けを改造した)集札箱へ。

佐香神社集札箱

北へ向かって歩くこと約10分。
左手に赤い鳥居が見えてきました。

この鳥居をくぐって佐香神社に向かいます。

佐香神社手前鳥居2

拝殿にたどり着くまでにこの赤い鳥居を含め3つの鳥居があり、「佐香神社」と書かれているものと「松尾神社」と書かれているものがあります。

どうやらこの神社は2つの呼び名があるみたい。

佐香神社鳥居正面2

参道のけっこう急な石の階段を上ると境内があり、正面に拝殿がありました。

「ここが佐香神社かぁ~」と、しみじみ。

「ここにお酒の神様がいるのね~」

佐香神社拝殿正面

まずは、手水屋で口と手を清めて・・・

佐香神社手水 (2)

え!

佐香神社手水2 (2)

この水、樽から出てる?!

佐香神社手水樽

酒樽?

出てるのはお水じゃなくて、もしかしてお酒?
(・・・そんなわけありません)

佐香神社拝殿正面 (2)

残念ながら拝殿の扉は締まっていましたが、参拝させていただきました。

「はじめまして、みさとにしきと申します」
「ご挨拶が遅くなり申し訳ない事でございます」
「いつも美味しいお酒をありがとうございます」
「今年もたくさんのおいしいお酒に出逢えますように」
「日本中の酒蔵が無事にお酒を造ることができますように」
「一人でも多くの日本酒ファンが増えますように」などなどなど・・・

参拝を終えて帰ろうとすると、拝殿の周りをお掃除していたおばあちゃんが私に声をかけてくださいました。

「今日は宮司が用事があって居ないのよ~だから扉閉めちゃって・・・せっかくお参りに来てくれたのにごめんなさいね~」

「いえいえ!参拝できただけで充分です。ありがとうございます。」

「あら?宮司が帰ってきたみたいよ。あなた、御朱印帳持ってる?」

「あ、はい」

「この階段降りて左側の家に宮司がいるから、御朱印もらうといいわよ。」

「そうします!ありがとうございます!」

急ぎ足でけっこう急な石の階段をおりて、左側の家にいる宮司の元へ。

佐香神社階段

白髪で細身で小柄な仙人のような宮司に押していただいた御朱印。

「美味しいお酒をたくさん飲んで下さいね。」と、御朱印帳を手渡して頂きました。

佐香神社御朱印

この佐香神社は室町時代から続く特殊神事「濁酒(どぶろく)祭」が毎年10月13日にあるそうです。

ここでは、特別に年一石(180ℓ)の酒造免許を受けていて、宮司が杜氏を務め、その年の濁り酒を醸して神様へ奉納。


酒造りを祝い、醸造関係者や参拝客にも造りたての「どぶろく」がふるまわれるんですって。

なので、今年の10月13日にまたぜひいらっしゃい、と。

結局今年はコロナの関係で行くことはできませんでしたが、来年はぜひ行きたいと思います!

一畑口駅から佐香神社まで徒歩で往復約20分、神社での滞在時間約30分という急ぎ足の参拝でした。

無人駅の一畑口駅から電車に乗って出雲市駅へ戻ります。

佐香神社帰路


宮司が帰ってきたよ!
と、声をかけてくれたおばあちゃんのおかげで佐香神社の宮司に御朱印を頂くことができてとっても嬉しかった!
いい思い出ができました。
あのおばあちゃん、宮司の奥様だったんじゃないかな・・・確かめるすべもないけど、おばあちゃんに感謝。